2006/12/17
Drake hotelにエアーギターコンテストを見に行って来た。drake hotel、お洒落でヒップな場所とされているものの、個人的にはそのうわべ感が気に食わず、避けて来た場所だ。しかし、何せエアギターショー。場所とのミスマッチとオタクな響きに誘われ、知人といそいそと出かけたのだった。だがしかし、開始時刻はどんどん遅れていく。どうやらコンテスト参加者が充分集まっていない様子。司会者が何度もでないかどうかこっち聞きに来る。初めは参加費2ドルと言っていたが、そのうち、フリーでいいと言い出し、しかも司会者自らエアギターをプレイし、明らかに楽器経験はなさそうな参加者も多く(ギターというよりウクレレに見える)、エアーギターコンテストと言うよりはオタク度&ナル度コンテストの様相。まさに見えないものを演じる北島マヤ*のトランス状態。しかし悲しいかな北島マヤほどうまくない。
一緒にいった知人がギターを弾く人間だったので、参加を促したのだが、そこは完璧主義の日本人、出るからには完全勝利をおさめたいらしく、「次回があれば出る」、とのこと。いや、次回はないと思うぞ。
で、笑えるパフォーマンスは幾つかあったものの、それほど、うまい人間もおらず、途中で帰宅。閑散としたショボショボイベントだったのだが、帰り際、一緒にいた知人の友人が会場にいたらしく、驚愕。こんなショボショボイベントで知人に会う確率は普通なら0に限り無く等しいと思うのだが。いや、自分もそのショボショボイベントに行ってしまった訳であるけどね。
ついでに本来は、ヘタでも勇敢なコンテスト参加者を讃えるのが正しいと思うのだが、そこはやはり日本人、見るからには職人芸的なエアギターを見たかった訳で。一体誰が優勝したのか謎。
ちなみに2006年エアーギター世界大会はフィンランドで行われ、優勝者は日本人芸人、ダイノジおおち。彼はエアギターをチャリティ・オークションに出品し、落札価額は154000円。酔狂な人もいるものだ。しかしチャリティーということを考えると、自分の名前で寄付するのではなく、落札で間接的に寄付するという行動は尊敬に値するやも。
*北島マヤ
漫画、ガラスの仮面の主人公。この漫画の中で、マヤが演じる事により、観客が見えないもの(実際にないもの)を見るというエピソードがある。マヤは演じるとトランス状態になってしまうので演技中は白目表現が多い。

