やさぐれ小僧の徒然記

カナダ、トロント在住者の日々のよしなしごと。

Doors Open

2006/05/27

街をブラブラしていたらDoors openのサインが。
Doors openは歴史的建築物等を一般に公開するというイベントで、トロントのみならずオンタリオ州のあちこちで行われている。BMWやチョコレート工場、テレビ局など、歴史的かどうかは謎な場所も含まれるが。

という訳で何の気なしにDoors openのサインの出ていた教会に入ったら、ステンドグラスやらなかなか見どころあり。ダビンチコードを意識した説明があったりして面白かった。とはいえ、一部の国であったようなダビンチコードに反論したり嫌悪感を示すものではなく、最後の晩餐の謎のポイントが書かれていて小出しに興味をひくようにしているところが粋だ。
iconographyの説明を受けたりもして。何故、ビル・ゲイツが自らのOSにwindowsと付けたかちょっとわかった*。

個人的には、いつも教会に入る時にキリスト教徒ではないので何となく気後れするのだが、こういうイベント時だとそういう気後れがないし、ボランティアの人に質問もできるのがよい。
このイベントは7年目なのだそうだが、見学者の中には『Doors open猛者』もいて、見学者でありながら他の見学者に見どころやその場所と行き方を丁寧に説明してくれる。で、その猛者の1人から情報提供を受け、次は天井画が素晴らしいというグリーク系のオーソドックスの教会に行く事に。

軽く迷い(教会がたくさんあるのでどれがどれだかわからなくなる)何故だか
Mackenzie Houseに。ここはトロントの初代メイヤーである Mackenzieが最後に住んでいた場所らしい。屋敷に入ると何故だか煙り臭い。地下に降りると、当時の衣裳に身を包み、昔ながらの薪オーブンでアーモンドケーキを作っている女性が。ただでさえ真夏日、うだるような暑さなのに更に火がごうごうと燃えているのである。加えて煙臭い。その中でケーキ生地をこねる姿には鬼気迫るものが。

Mackenzie House の後、オーソドックスの教会に無事辿り着けた。天井画自体は期待程すごいものではなかったが、これを描いた職人の苦労を考えると頭が下がる。天井画は腕が痺れ、背中が軋み、不安定で、絵の具は垂れ、3重苦、4重苦を伴う作業で、ミケランジェロだか誰だかが『地球を支えるAtlasのような苦痛』と言っていたと何かで読んだような記憶が。しかし誰が言ったのかはっきり憶えてないところがダメダメである。
中に入ると、天井画がちゃんと見える場所に移動するように促される。天井画の説明をしてくれる人がいて、皆が座って説明に従って天井を見回し、ちょっとした講議のような雰囲気になっていた。説明も面白かったのだが、個人的には処女マリアの説明でいつもひっかかりを感じる。マリアが処女でなくても、キリストが普通に結婚して子供を持ちたいと思っていたとしても、何が問題なのかわからん。やはりそこは無宗教でありながら神道と仏教の国の出身だからなのか?


*iconには"windows into the soul, into the Great Mystery"という意味もあるそうで、OSの名前をwindowsと名付けたビル・ゲイツはユダヤ教。何を謂わんかな。
この名前の由来に関するよもや話はかなり前に聞いた事があり、すっかり忘れていたが、教会で思い出す事になるとは思わなかった。
しかし、そんな大層な名前をつけた割には、セキュリティホール&バグの嵐。
更に彼自身は「OSに値段をつけて売る事を考えついた悪魔」だとか忌み嫌われている。
しかも名前がgatesなので『地獄への門』などと呼ばれていたりさえする。
面白すぎるぞ。
そういや、10年くらい前にThe secret diary of Bill Gatesってなサイトがあったなと思い出し、今、検索したら、オリジナルサイトは閉鎖されていた。
時は流れた。
でも日本語サイトは残っていた。
http://www.page.sannet.ne.jp/manatee/secretdiary/main/
いやはや、いろんな人がいるもんだ。
  1. 2006/05/31(水) 11:47:18|
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