2008/03/21
Beowulfを観た。
スーパーコンピュータではなく、映画の方。
「何で実写ではなくアニメーション?」と。元になっている俳優が演じればいいのに、わざわざ3Dアニメーションなどにしているものだから、動きが仰々しい。かといってアニメの優位性でもある上手な誇張表現がなく、リアルにしすぎたせいで全てが中途半端。実写には叶わないのにアニメとしての活劇的見せ方もないという。しかも物語は結局、誘惑に勝てなかった男の話。物語の山場がどこなのかよくわからず。
一体、何がしたかったのかロバート・ゼメキス。最新アニメーション技術を使ってみたかったのだろうが、まるっきり活かせておらず。さらにこの3D、中途半端にリアルなので気持ち悪いし変な動きをするので画面酔いする。
アニメ作品だが子連れでいっては絶対に行けない。アンジョリーナ・ジョリーが「自分の子供にはみせない」と言っていたが、「そりゃみせられんよなあ」、と。
これを初めから最後まで観るのはかなり苦行。観た後、時間を損した気分になること間違いなし。
でもアンジョリーナ・ジョリーの演じている化け物(?)が、日本の民間伝承に出て来る磯女(水木しげる氏の描いた磯女も子供を抱いている)とかぶっていて、こういう民間伝承ものの妖怪や化け物の類は結構全世界共通のモチーフだよなあ、と妙に感心。でも映画自体は退屈で何もやることがない時にでさえみたくない映画だ。
実は予告編を観て、アンジョリーナ・ジョリーが裸で出ている映画だと信じていたので見続けたのだが、「結局CGやん!」、と。しかも殆ど出てこないという。おそらくこの映画をみた人間の大半はこれが理由ではなかろうかと。

