やさぐれ小僧の徒然記

カナダ、トロント在住者の日々のよしなしごと。

The Brothers Grimm 思い出し覚え書き

2008/02/03

The Brothers Grimmを観た。



伝記映画かと思えばファンタジーホラーのような、どこにフォーカスをあてたかったのかよくわからない作品で、しかも中途半端に歴史に沿おうとしているので、さらによくわからないことになっていて、観ている間も観た後も「はあ?」という感じだ。監督はテリー・ギリアムなのだが、全体的に何を血迷ったのか焦点のあわない映画だった。おそらく初期のプランとかなり違うものになってしまったと思われる。

ところで筆者の昔のルームメートはドイツ人で、そのルームメートのひいひいひい(ひいが幾つつくのか不明)おじいさんが、グリム兄弟が亡命だが国外逃亡だかする時に夜通し馬車を走らせて手助けをしたらしい。この話を聞いた時、「伝記に出てくるような人物も実際に存在しているから伝記になったんだよなあ」、と妙に感心したものである。そしてそんな話を思い出しつつこの映画を見たのでグリム兄弟の描き方にがっかり。いや、映画なのだから実像と違うのは当たり前なんだが。ならば作り物としてもっと度肝抜かれる描写をして欲しかった。キャラクターが魅力溢れる訳でも、苦悩に満ちている訳でもなく、中途半端なのだ。VFXも中途半端でどうしてくれよう、という感じだ。

テリー・ギリアム、どこに行きたかったんだろうか?
  1. 2008/02/22(金) 14:11:21|
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