2007/09/29
Nuit Blancheに行って来た。フランス語で白夜を意味するこのイベントは去年から始まったもので、トロントの至る所でアートインストレーションが行われ、街全体がギャラリーのようになるのだ。
去年は小雨が降る肌寒い天気なので筆者は行かなかったのだが、凄い人手&好評だったらしく、今年は規模もパワーアップ。
勢い勇んででかけたのだが、あちこち回った割には面白いものは見られず。付き合いで回ったところとかもあって、自分が計画していたものの殆どがみられなかった。
で、自分の期待度が高すぎて作品がつまらなく思えたのだろうかと思っていたのだが、後で聞いたら、去年行った友人も「今年は去年に比べてつまらなくなっていた」、と言っていた。規模が拡大した分、勢いに任せたものや似たようなものが増えて、同じような印象を受けてしまった感アリ。また安易なものが増えたのも原因かと。
行列や入場規制でみれないものも多かったし、Queen St. Wは人が多い上に酔っぱらったりトンでいるので道に飛び出して来たりでタチが悪い。公園などでは必ずマリファナとタバコの匂い。お祭りみたいで街が盛り上がるのはいいが、その分、トラブルも増えていて、ムカつく事、多し。
結局、5時くらいまで街をウロウロ。疲労困憊状態で帰り道に通ったKensington marketでは路上でスクランブルと人形芝居をやっていた。嗚呼、落ち着く。初めからKensington Marketでまったり過ごしてれば良かった気もする。
ちなみに今年このNuit Blancheにかかった金額は1.3million!しかし冠スポンサーとなっているScotiabankは$300,000しか払っていなくて市が$400,000払っている。しかし1.3millionの価値があるかというと全然ない気が。アートイベントが増えたり、深夜イベントの企画は良いのだが、単に税金の無駄遣いにならないようにインストレーションの設定や選定はもうちょっとなんとかならんのであろうか?
普通のギャラリーの常設展示拡大版の方が、巨額を投じたものより遥かにクオリティが高かったりする訳で。
来年はNuit Blancheの前か後にAnti Nuit Blancheというお金をかけないアートインストレーションイベントをやってはどうだろうか?

