何故だかわからないが、トロントでは異常なくらい三池崇監督が人気なのである。TIFFにおいては1997年にミッドナイトマッドネス*の一作品として紹介されて以来、コアなファンを掴み、彼の作品のチケットは入手が困難。今回のスキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ!もレギュラーシングルチケットがでない人気ぶり(パッケージやプレミアチケットなどでソールドアウトしている)。
ミッドナイトマッドネスとはTIFFの人気プログラムでホラーやバイオレンス、アングラ、オタク寄り、奇抜などちょっと変わった映画をまとめて上映するのでこう呼ばれている。そのミッドナイトマッドネスのプログラム担当者は「1997年、三池監督を(トロントの)観客に紹介できたこと」がミッドナイトマッドネスの最も嬉しい経験のひとつだったと発言していたりする。それほど業界人、一般共々に信奉者が多いのである。
『妖怪大戦争』のように、「それはどないやねん?」(←オイコラ)的な映画でも深夜に長蛇の列。ラッシュライン(上映の数時間前に空きが出た場合にだけ出されるチケット)に並ぶ客の列とチケットを既に持っている人間がいい席を取る為に並ぶ列とでかなり異様な光景だったらしい。
もっとも三池監督自体は、2001年のTIFFは9/11の影響でLAで足留めを喰らって参加できなかったとか、あまりトロントに縁がないような気もするが。

