やさぐれ小僧の徒然記

カナダ、トロント在住者の日々のよしなしごと。

ARAB STRAP

2006/04/02
ARAB STRAPのライブに行って来た(Lee's Palace - 529 Bloor St.)。前座のバンドの時は殆ど人がいなくて「グラスゴーから来てこの客の入りじゃあ浮かばれんのう」、と思っていたら22時過ぎから人がわらわらと増え、いい感じの込み具合に。
PayDay LotteryのCM(Ontario在住者にしかわからんネタか?)に出て来る人間にチョイ似のベース、演奏中はいつも全身でリズムを取ってユラユラ揺れるギター、反対に全く揺れないギター(足でリズムをとる)、今時そのチェックのシャツはなかろうのドラマー、中年太りも魅力の一つなのか?のボーカル。
浮遊感というか脱力感というかユルユル具合が実に絶妙。仮に真夏にサイダーを放っておいたら炭酸が抜けて砂糖水になって始めて本来の甘さに気付くような。と言ってもユルユルのくせにちゃんとしめるところはしめるところが心憎い。炭酸が抜けたと思っていたらきっちりブシュブシュ弾けて逆襲に遭うのだ。

アンコールは2.5回。初めのステージでラストの曲と言ってから数曲やり、2回めの登場でこれまた数曲やり、3回めの登場ではアコースティックと来たもんだ。リクエストに応えなかったり応えたりと客との駆け引きもうまい。
始まったのは22時30分過ぎていて、終わったのは0時過ぎていた。
幸せな夜だった。

この日はマイナス2度辺りで(前日は10度程度あった)、ジャケットだけで(コートを着ると脱いだら寒くなるので)ライブハウスに歩いていったのでゲロ寒い!しかしライブ後、実際の温度はもっと下がっているはずなのに行きより寒く感じなかったので、音楽ってすごいと単純に思った。


追記1
拍手やアンコール要求で手を強く叩き過ぎたようで、ライブ後、右手に青アザができていた。軟弱伝説にまた新たな1ページを加えてしまった。

追記2
何故だかトロントのライブハウスは異常なまでに皆、静かに観ている事が多い。クラブやライブハウスが禁煙になった為、酒とタバコ(+マリファナ)がセットの人間が客として来なくなったせいかもしれない。客の盛り上がりのなさを不満に思ってやる気のなさを前面に出すバンドも結構ある。その気持ちもわかるのだが、そこで腐っても改善はされんだろう。だがしかし確かに以前はもっと頻繁にmoshとか始まって場内が盛り上がっていた気がする。
だからという訳ではないが、観客の望む音楽を聴かせてくれて、更に律儀にアンコールに応えてくれたARAB STRAPに感謝。(注:ARAB STRAPはmosh系のバンドにあらず)
  1. 2006/04/06(木) 14:09:19|
  2. Music