2007/02/09
2007/01/30にシドニー・シェルダンが亡くなったらしい。シドニー・シェルダンと言えば、電車の中づり広告の超訳!という文と共にいつも怪し気なカバーが宣伝されていたので、実はずっと怪しい宗教まじりの怪しい小説なのかと思っていた。誤解とは恐ろしい。で、後に読んでみたらメロドラマ的ジェットコースターストーリーで、意外と面白かった。読後、何も残らないので、『浅はかなペーパーバックの見本』のように言う人もいるのだが、人間関係が複雑だったりサスペンス仕立てであったり、読んでいる間は飽きない。英語が難しくないので、英語の本を読んでみたいという人にはオススメかも。
実はこの死亡記事を見るまでシドニー・シェルダンは女性なのだと思い込んでいた。しかし、じっさいは享年89才の男性。
何でも彼は10才の時に自分のポエムを$10ドルで売っていたらしい。その当時の$10はかなり高額だったはず。
彼は映画、シアター、テレビの脚本(オスカーも受賞しているらしい)、そして小説と書く作業を延々と続け1982年の時点(64才)でさえ「読者をがっかりさせない為にも書き続ける」とコメントとしている。
ちなみに彼の小説は、女性が男性の為に翻弄される(というかとんでもない目にあう)というのが定番なのである。描写的にも内容的にも女性的なのだ。くだらな面白い小説なのだが、これを老年の男性が書いていたかと思うと「してやられた!」という感じだ。このしてやられた感がちょっとイカすので、シドニー・シェルダンとまではいかなくても、日常的に「やられた!」とポジティブな驚きを提供されたり提供できたらいい気がする。ボチボチ目指してみるかな、と。

