やさぐれ小僧の徒然記

カナダ、トロント在住者の日々のよしなしごと。

Broken brake

2007/01/27

2007/01/25に自転車のブレーキが壊れた。マイナス22度の中、自転車を漕いでいたらパン、と何かが弾けた音がして、手元を見てみると、ブレーキのワイヤとハンドルが繋がっていなかった。しかし、その日はイベントにいかなくてはいけなかったので、ブレーキのないまま、自転車走行。止まれない&凍った道ということで危険がいっぱい。足を使って止まっていたのでブーツの先が削れたほどだ(バカだということは百も承知)。

翌日、自転車修理屋に行くと開店時間を過ぎているにも関わらず、Closeのままだ。仕方がなく、今年始めてTTC(トロントの公共機関の交通システム。地下鉄、ストリートカー、バスがある)で会社に行く事に。

そして今日、また自転車修理屋に行くとサインはOPENになっていた。
小躍りしながら店に入ると店の人と常連客らしき人が談笑中。どうやらこの常連客らしき人はオフロードサイクリストのようで、大会の写真を見せに来ていたようだ。「素晴らしい写真だと思わないか?」といきなりこっちにふってこられたので、「素晴らしいね!」と応える。オフロードサイクリングの一瞬を捉えたいい写真だった。

で、ブレーキの修理の方は、頼んでからものの2分で、アッサリ終了。オイルまで塗って両方のブレーキを調節して、ですぜ。筆者、20分くらいいろいろトライして諦めたのに。もう指の動きとか直す早さが芸術。嗚呼、職人って素晴らしい!
怪訝そうに「この自転車、どこで買った?」と聞かれ、「カナディアンタイヤ」と言うと「ああ(←自転車はちゃんといいのを買わないと、というニュアンス)」。でも自転車盗難率が高いトロント、いい自転車を買うのはリスクが高すぎるのだ。

修理後、そのまま「Have a nice day!」と送りだされそうになったので、「いや、修理代、請求してや!」と言うと、「こんなの(俺にとって)何でもないんだから、はよ、行けや」、ってなジェスチャーをされ、「気をつけて行けよ!」と声をかけられた。格好良すぎる!

自分がもし自転車修理店を営んでいて、楽しい会話の途中に、自転車修理を頼まれてマイナス20度の中、手袋もなしに外で作業したとしたら、例え2分でも請求してしまう気がする。
自分のさもしさと修理店の人の人間としての度量の違いを感じつつ、自分も人には(できるだけ←このあたりがまだまだ人間として小さい)親切にしようと思った。
  1. 2007/01/30(火) 14:47:23|
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