やさぐれ小僧の徒然記

カナダ、トロント在住者の日々のよしなしごと。

Sivananda yoga

2007/01/20

yogaに行って来た。実は以前、チケットをもらったのでhot yogaに行ったのだが、インストラクターが結構いい加減で、身体もそれほど柔軟性がなく、殆ど見本や手本にもなっていなかった為、「どうせならインド人に習いたいぞ」などと思っていたことがあったのだ。

今回のYoga studioは、インストラクターはインド人でないものの、Sivananda yogaというかなり本格的にインド寄りのもの。友人がここに時々行っているので、同行してみることに。

日本だとYogaはエクササイズかつファンシーなものというイメージがあるが、Torontoではエクササイズかつ瞑想(東洋の神秘を感じるらしい)を兼ねたものが多く、生徒の男女比もほぼ半分なところが多い。

スタジオに入ると尺八のような楽器を持った人が音楽を奏でている。仏教のそれとは違うが、リズム的にはモロ、お経。いきなり宗教の世界に。しかも思いっきりヒンドゥー色である。さらにその楽器を奏でる男性の横に女性インストラクターが座禅(蓮のポーズ?)をしたまま座り、このインストラクターと常連生徒による読経もどきも始まり、筆者、かなりいたたまれない状況に。
で、この読経が終わったらホッとする間もなく瞑想タイム。ガビーン。「金払って瞑想*するなら山にこもるわい!」と心の中で叫びながら、一体、いつになったら身体を動かす方のYogaが始まるのか不安に。「このままの状況が続くなら、隙をみて逃げ出さねばなるまい」、と本気で思い始めた頃、今度は呼吸法に突入。Yogaは呼吸法が基本というのはわかる。しかし、吸って、吐いて。などという可愛いものではなく、動物を模したような無気味な音を出す呼吸法で、初めて参加した身からすれば、周囲が無気味な音を出して延々と呼吸している中に取り残されるのは、かなりホラーである。
つ、ついていけん!とギブ直前のところで、やっと普通のエクササイズに近いものが始まった。ところが、これがきつい。インストラクターから「自分のcomfortableな位置を見定めて無理はしないように」と言われたものの、ポーズ自体がかなり無理。Yogaというよりむしろ苦行体験状態。それなのに常連生徒はその殆どが、ダンサーとか、yoga猛者とからしく、「アンタの身体、変なことになってるで!」ってな苦行を自らに課して喜ぶタイプ。お洒落系yogaスタジオではあり得ないディープな世界がそこに。いや、筆者はそんな世界を望んでいないのだが。

そんなYoga猛者が身体をくねらせる中、友人の方をチラ見してみると、「おまえはふざけているのか!」としか思えない程度の屈伸を行ってオワリ。この友人は定期的にYogaクラスに行っているようだったので、『さぞかし柔軟な身体を持っているに違いない』、と思っていたのだが、頭で倒立などのバランスポーズは普通にこなすが、柔軟系は殆ど無視(『やってるフリ』というのが一番正しい表現か)。相当、目立つのだが、本人は気にしている様子は微塵もなく。この友人の我が道を行く*ぶりをみせつけられた。インストラクターもそれは心得ているようで、咎める事もなく、放置。

で、締めもやはり呼吸法やら瞑想やらあったが、なんとかやり過ごし、クラス終了。

このYogaスタジオ、極力、クラスの料金を低めに抑えようとしている良心的なところで、インストラクターも親切で優しいし、Yogaに対する知識も深い。
だがしかし、宗教感覚が苦手な人はダメだと思う。

という訳で、ちょっとホラー体験だったが、面白かったのは面白かった。再度、行く事はないと思うが。


*金払って瞑想
TorontoにはいくつかMeditation classがある。普通、有料で、数時間で50ドル〜80ドル。Yogaに関連しているものもあれば、仏教の座禅をベースにしているものもあるようである。なので偏にMeditationと言っても、価値あるものから全くないものまで様々。中にはインストラクターが袈裟(チベット僧が着ているようなヤツ)を身にまとっていたりするのに、そのインストラクターは実際には僧ではない、という胡散臭いところもある。
仏教系のお寺もいくつかあるのだが、ZEN(禅)がブームになった途端、『xxxx(元の寺の名前) ZEN Temple』などと禅をアピールする商魂のたくましさ。
瞑想の前におまえらの煩悩を何とかしろ!、と一応、突っ込んでおく。
  1. 2007/01/23(火) 14:55:07|
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