2007/01/19
NOWマガジン*の映画のレビューを見ていたら、『硫黄島からの手紙*』が高い評価を得ていた。特に二宮和也の演技が好評価を得ているようである。「One of the best films about war ever made」とまで書いてあった。このNOWマガジンは通常Nの数で英語の評価をしていて最高が5つ(N = Bomb, NN = Mediocre, NNN = Entertaining, NNNN = Honourable mention, NNNNN = Top ten of the year)。『硫黄島からの手紙』はNNNNだった。
しかし、更に『硫黄島からの手紙』を上回る評価を得ている日本映画が。Nが5つ付くのはかなり珍しい事なのであるが、これは見事にNNNNN。その映画はひとつではなく、今村昌平の映画特集(Cinematheque*、1/19-3/14)、PROFOUND DESIRE: THE FILM OF SHOEI IMAMURA。
このNの数が必ずしも正しい判断とは言えないし、あくまでレビューは目安にしかならないが、カナダにいると、日本人、日本映画など、日本に関連するものが好評価を得ていると嬉しくなる。日本にいた時に日本映画や日本関連映画を好んで見ていた訳でもないが。
またどういう訳か、カナダのフランス語番組は日本映画の放映率が高い。しかも雨月物語とか。誰が選定しているのか知りたいものである。(ちなみに京マチコは雨月物語のせいか、カルトスターとして一部で有名らしい)
さておき、最近、北米ではまた日本ブームの様相だ。このブームは大体10年に一度くらいやってきているような?攻殻機動隊のビデオセールス*が米国で1位になったのも10年くらい前だった(1996年)。このブームに乗じて何かできんもんかと考えているものの、今、考えているようではきっと遅いのだろう。なので10年後を目指すか(ハレー彗星でもあるまいし、定期的にまたブームが来るとは限らないが)。
*硫黄島からの手紙 英語でのタイトルはLETTERS FROM IWO JIMA。筆者はこのタイトルを見る度に、イワオジマ、イウオージマ、イウォジマと混乱に陥る。
* NOWマガジン Torontoのフリーペーパー。毎週木曜日発行。ライブ、シアター、映画、イベント案内を網羅している。
* Cinematheque http://www.cinemathequeontario.ca/
* 攻殻機動隊のビデオセールス ビルボード誌の発表によるとビデオセールス1位(1996年8月)日本作品としては初めて。この頃はビデオだったのに今やDVD。時は流れた。ちなみにイノセンス(攻殻機動隊2)の英訳は良く出来ている。あんなに長い台詞を目で追える短さにまとめた翻訳者は偉い。イノセンスはカナダで見たのだ。(オタク道はカナダに行ってもそのまま伸びている)

